退職届を書いたとき、疑問になることの一つが「折り方」ですよね。
折り方や用紙のサイズ、封筒への入れ方もきちんと一般的なマナーがあるのです。
最後の最後に恥をかかないよう退職届のマナーについて学んでおきましょう。注意点もあるので気を付けてください。
退職届の折り方や封筒への入れ方、サイズについて、ご紹介したいと思います。
退職届の折り方って決まっているの?
退職届は封筒に入れて提出しますよね。四つ折りや三つ折りなどの折り方は決まっているのでしょうか。
四つ折りか三つ折りにしよう|できれば三つ折り
用紙のサイズにかかわらず、退職届は四回か三回折って封筒へ入れましょう。
なぜ二つ折り(半分)はいけないのでしょうか。 まず半分に折った退職届は、大きな封筒にしか入らないサイズであることもあります。退職届を出来るだけ目立たせないようにするためには二つ折りはよくありません。 退職届はネガティブなものなので、あまり多くの人の目に触れるようなものではありませんよね。
他の人の目に入ると、あっという間に退職の噂が広がってしまいます。そのため 受け取った人がすぐにしまえるようなサイズが良いと考えられているのです。 サイズの事を考えて3回以上折るようにしましょう。
また反対に四つ折りより多くするのにはいけない理由があります。
用紙を折りすぎてしまうと、折り目が多くなり文章が読みにくくなってしまうからです。
以上のことから、四つ折りか三つ折りにするのが、相手に失礼な印象を与えない方法です。 また三つ折りと四つ折りのどちらがいいかというと四つ折りになります。
一般的なマナーとしては、四つ折りでも三つ折りでも問題はありませんが、世間的にはそういった書類は三つ折りであることが主流になっています。 四つ折りでないと封筒に入らないなどの理由があれば問題ありませんが、三つ折りで入る封筒があるなら三つ折りにしておきましょう。
三つ折りの折り方
三つ折りは折る目安が分からないので、きれいに折ることが難しいですよね。
用紙を丸めて何となく3等分にしようと思っても、いざ折るときには少しずれてしまうこともあるでしょう。
少し面倒に思うかもしれませんが、正式な書類を折るときは定規を使うときれいに折ることができますよ。
- まず机の上に退職届をまっすぐ置きましょう。
- 定規で退職届のサイズを測り、3分の1のサイズを把握します。
- 定規を当てながら下半分を3分の1の位置で折っていきます。
- 上半分を(3)で折ったところに覆いかぶせるように折っていきましょう。
下半分から折るのは、受け取った人が封を開け取り出したときに読みやすいからです。
とても小さなことですが、受け取った人のことを気遣うという大切なポイントでもあるのです。相手に悪い印象を持たれないように気をつけましょう。
もし定規が無い場合は、以下の動画のような方法でも3つ折りがキレイにできます。
四つ折りの折り方
四つ折りは半分に折って、さらに半分に折るというやり方なので、誰でも簡単にできますよね。
簡単だからといってもしっかりと角と角を合わせて、きれいに折ることを心掛けましょう。
きちんと折り目が付いていることが重要ですよ。
退職届の用紙サイズa4とb5の違いについて
退職届の用紙サイズはa4かb5で用意します。
一般的にはb5サイズの退職届が多いです。会社指定の場合もありますので、きちんと確認するようにしましょう。
できるだけ退職届を三つ折りにして封筒に入れたいので、用紙サイズによって用意する封筒は以下のようになります。
封筒に入れる用紙のサイズがキツキツだと、せっかく書いた退職届がしわになってしまいますよね。取り出す際に破れてしまう恐れもありますよ。
また用紙を入れたときに封筒に余裕がありすぎるのもよくありません。サイズによって適切な封筒を選ぶようにしましょう。
- a4用紙→長形3号の封筒
- b5用紙→長形4号の封筒
退職届の封筒への入れ方は?
退職届を封筒へ入れるときの方法も決まっています。方法をしっかり守ることで、相手の印象もだいぶ変わってくるでしょう。
退職届右上の書き出し部分が封筒の裏側に来るように、封筒へ入れます。封筒の封はしても、しなくてもどちらでも構いません。
退職届の右上を裏側にして封筒に入れるという作業は重要です。封筒から取り出す際に、退職届を回転させることなく確認できるという利点があります。
封筒の封をしないほうが受け取った人がすぐに確認することができます。もしも封筒に糊やテープがあらかじめついているようなタイプなら封をしたほうが良いでしょう。
その場合は封をしたあとにボールペンか万年筆で「〆」と書くようにしましょうね。
まとめ
退職届の折り方や封筒への入れ方など、ポイントがたくさんありましたね。
少し面倒だと感じたり、そんな小さなことと思ったりするかもしれません。
しかし、最後まで相手を気遣える姿勢が大切だと思います。退職届は今までお世話になった気持ちを込めて用意しましょう。
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