ケーブルで繋がっていない完全ワイヤレスイヤホンは楽で重宝しますよね。ケーブル擦れの音もないですし、不快感も少ないです。
そんなBluetooth完全ワイヤレスイヤホンの中でもかなり低価格(4000円台)な「MPOWのT3」を購入しましたのでレビューします。
口コミをお探しの方に使わないと分からない音質や装着感など詳しくお伝えしますね。
MPOW T3の特徴やスペック
Bluetooth | ver 5.0 |
防水 | IPX5 |
最大再生時間 | イヤホン(約3.5時間) ケース込み(約24.5時間) |
充電時間 | 約1.5時間 |
ケースの充電時間 | 2-3時間 |
コーデック | SBC |
イヤホンの重さ | 片方約5g |
プロトコル | HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
SBCコーデックにしか対応していないけど、Bluetooth5.0に対応しており、低価格ながら高機能。
防水規格のIPX5は「噴流水を直接浴びても機器本体に有害な影響がない」というレベル。水中では使えないが、雨にぬれても大丈夫。
【メリット】
・低価格なのにBluetooth5.0に対応し、途切れにくく遅延もしにくい
・ケース込みで約24時間の最大再生時間があり十分な容量
・イヤホンが軽く装着感は良い
・低音強めで中高音も伸びがある
【デメリット】
・SBCコーデックにしか対応していない
・低温が少しこもり気味
MPOW T3の外観と同梱品
MPOW T3のイヤホン本体とケース、microUSB-USBのケーブル、イヤーピース、そして日本語対応の取扱説明書が入っています↑。ケースは光沢があるので、傷つかないようにカバーされているのはいいですね。
USBケーブルに繋ぐアダプタは入っていませんので別途用意する必要があります。
銀と黒のシンプルなデザインで、黒い丸い部分が多機能ボタンになっています↑。後で説明しますが、これを押すことで再生などの操作ができます。
画像では分かりにくいかもしれませんが「L」と「R」の刻印があり、左右どちらの耳のイヤホンなのかが分かるようになっていますね↑。
ケースは上蓋部分が光沢になっていて、手のひらサイズです↑。
ケースの重さは51gなのでかなり軽い部類に入ります↑。実際持ってみてもバッテリーとは思えない軽さです。
ケースとイヤホンは磁石で引っ付くようになっているので、落ちることはありません↑。ぴったりはまるので効率的に充電できますね。
ケースの後ろ側にはmicro-USB端子があり、ここからケースを充電できるようになっています。
充電中はケースのランプで充電残量を教えてくれます。
【充電中のランプの意味】
1つ目が点滅 | 30%以下 |
2つ目が点滅 | 30-70% |
3つ目が点滅 | 70%以上 |
全て点灯 | 100% |
ちなみにですが、充電していない状態でも上蓋を開けると一定期間ランプが光ります。その時の光は別の意味があります。
【充電していない時のランプの意味】
1つ目が点滅 | 10%以下 |
1つ目が点灯 | 10-30% |
2つ目が点灯 | 30-70% |
全て点灯 | 70-100% |
MPOW T3の使い方
MPOW T3のペアリングのやり方
まずMPOW T3を消すから取り出します。
上の画像のように、イヤホンの横にある白色ランプが点滅します↑。この状態でペアリングできますので、スマホなどのデバイス側の設定をします。
今回はiPhoneで解説します。
「設定」⇒「Bluetooth」の順位進み、Mpow T3をタップします↑。そうすると自分のデバイスの方にMpow T3が移動し「接続済み」になります。
これでペアリングが完了しました。あとはスマホで音楽を流せばイヤホンから聞こえてきます。
2回目以降はケースからMpow T3を取り出すだけでペアリングが完了しますので、楽ですね。
MPOW T3の操作方法
上の画像の黒丸の多機能ボタンを押すことによって曲送りや一時停止などの操作ができます。
耳にはめた状態でボタンを押すと耳に押し込む感じになり不快感がありますが、Mpow T3はボタンが軽いので不快感無く操作ができます。
またイヤホン側で音量調節ができないモデルが多い中、Mpow T3は音量調節ができますよ。
【Mpow T3の操作方法】
再生、一時停止、電話を受ける、電話を切る | 左右どちらでも1回押す |
1曲進む | 右を1秒押す |
1曲戻る | 左を1秒押す |
音量アップ | 右を2回押す |
音量ダウン | 左を2回押す |
着信拒否 | 左を2秒押す |
MPOW T3の装着感や音質は?
MPOW T3の装着感
Mpow T3にはイヤーピースが3種類入っています(初めからついているものを含む)。
僕は耳の穴が小さいので最小サイズでピッタリでしたが、普通はMサイズくらいだと思います。
また後で説明しますが、大きいサイズを付けた方が低音がクリアになる感じがありました。僕はサイズの関係で最小しか無理でしたが。。。
イヤホンは横から見ると厚みがあり、付けたときに落ちてしまいそうなイメージがありますが、実際にはそんな感じはありませんでした↑。イヤーピースの部分が耳に刺さり、耳の枠でイヤホン本体を支えるような付け方になるのでこの形で問題ないようです。
片方5g程度という軽さも効いているんでしょうね↑。
耳の淵でイヤホンを支えている感じが分かるでしょうか↑?僕の耳にはぴったりはまって快適です。
装着感は高級イヤホンの絶妙な感じには負けますが、この価格帯ではハイレベルな装着感だと思います。特に疲れることもありませんでした。
密閉性も十分です。
MPOW T3の音質
重低音が強めの設定になっている感じですが、中高音域もしっかり伸びがあり全体的にまとまっている印象です。
一つ残念なのが、小さめの音量の時に低音が少しこもっているような感じがあります。ズンっズンっ!というパワーはあるのですが、籠りがあるんですよね。
音量を上げれば低音の籠りも解消されますし、イヤーピースを大きめのものに変更すると解消されます。
僕の場合は最小イヤーピースじゃないと落ちてしまうので、音量を少し上げて対応しています。
ただこの4000円台という価格を考えれば十分高品質だとおもいますね。SBCコーデックにしか対応していないにも関わらず、うまくまとまっていると思います。
また音の遅延に関してはほぼ感じません。youtube動画を見ていると、作品によってはずれている場合がありますが、遅延は少ないと言っていいでしょう。
人ごみの中に入ったり、ランニング中に使用したりしましたが、途切れることはほぼありませんでした。
MPOW T3の評価
装着感(落ちる感じはしない): (4 / 5)
音質(低音に籠りを感じるが全体的にまとまっている): (3.5 / 5)
遮音性(高水準): (4 / 5)
防水(IPX5): (3.7 / 5)
再生時間(3.5時間): (4 / 5)
総合評価: (3.7 / 5)
MPOW T3レビューのまとめ
低価格ながらBluetooth5.0に対応し途切れにくく、装着感も問題なしでした。
低音の強さも高音の伸びもあり、全体的にまとまっていて良い印象ですが、唯一欠点をあげるなら低音が籠り気味という事。
耳の大きさが大きい人は大きめの音で聞く人には問題ないかと思います。
とはいえ、4000円台という価格帯でこの品質の完全ワイヤレスイヤホンを使えるのであれば十分なコスパですね。
スポンサーリンク