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【Anker PowerCore10000 Redux】スペックや使い方など徹底レビュー

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モバイルバッテリー大手のAnkerが2019年1月31日に販売を開始して話題になっている「Anker PowerCore10000 Redux」を購入したので徹底レビューします。

安価で高容量のモバイルバッテリー(モバブ)も売られていたりしますが、何個か買った結果どれもすぐに使えなくなるという散々な結果でした。結局しっかりした会社のものを購入する方が良かったりしますよね。

この「Anker PowerCore10000 Redux」は大手のAnkerが作っているにもかかわらず比較的安価(3千円台)です。しかも10000mAhという高容量で、さらに安心のPSE取得済みです。

ちゃんと裏面にPSEマークがありますね↑。

PSE認証とは?:モバイルバッテリーの発火事故が相次ぎ、安全性の規格が求められてきました。PSE認証とは安全なモバイルバッテリーであるという認証なんですね。これがあれば安心して使えるモバイルバッテリーという事になります。2019年2月1日からモバイルバッテリーがPSE法の規制対象になり、PSEを取得していないモバイルバッテリーは販売できなくなりました。

この記事ではAnker PowerCore10000 Reduxのデメリットもお伝えしながら徹底的にレビューをします。

目次

Anker PowerCore10000 Reduxのスペックと付属品

浮かび上がるANKERの文字がかっこいいですね。

スペックは以下のようになっています。

バッテリー容量10000mAh
入力5V-2A
出力5V-2.4A
端子USB Type-A(出力)、micro-USB(入力)
PowerIQ対応
VoltageBoost対応
重量約184g
大きさ約104×52×25mm
内容物本体、micro-USBケーブル、ポーチ、取扱説明書

10000mAhはiPhoneXであれば約3回、iPad Proであれば1回充電ができるほどの容量です。この小ささでこれだけ充電できれば十分ですね。今のモバイルバッテリーの主流は10000mAhですので、多くの人がこれくらいの容量が使いやすいと感じている証拠でしょう。

メッシュのポーチと約60cmのUSB-microUSBのコードが付属されていました。コンセント部分やライトニングケーブル(iPhoneにつなぐケーブル)などは入っていませんので、別途用意する必要があります。

ただスマホを利用している人はすでに持っているかと思います。

またこれ以外に一部日本語で書かれている取扱説明書も入っていました。

Anker PowerCore10000 Reduxはポケットに入る大きさと持ち運びやすい軽さが良い

「Anker PowerCore10000 Redux」の大きさは約104×52×25mmとなっており、「Anker PowerCore10000」の約92×60×22mmよりも横幅が8mm減っています。

この差と独特の丸みによって持ちやすさがグッとアップしています。手へのフィット感は抜群だと思います。

裏面はつや消しのような加工ですが、表面はストライ加工になっており、手になじむと同時に滑り止めの役割にもなっていますね。

ポケットに入れてみても、横幅は十分余裕があります↑。

ポケットの奥まで入れてみた画像ですが、膨らみもそれほど気になりません↑。

「PowerCore 10000 Redux」の重さの計量値は183gでした。「PowerCore 10000」は180gですので、ほぼ一緒ですね。Reduxになって低電流モードを備えていますが、重さはほぼ変わりません。

手元にあるiPhone8のケース付きが162gでしたので、スマホよりやや重いというレベルでしょうか。ただ両手に持って重さを比較しても、差があるのかどうか分からない位の差です。

またPowerCore 10000 Reduxをカバンに入れる時は付属のメッシュポーチに入れておけば、傷もつかないですし、USBケーブルと一緒に取り出せますね。

Anker PowerCore 10000 Reduxの入出力端子やインジケーター

PowerCore 10000 Reduxはサイドに充電用のmicroUSB端子がついています↑。

micro-USBケーブルで充電をし始めると、逆サイドにあるインジケーターランプが点灯します。1つのランプが約25%分を示しています。

4つ目が点灯している場合は充電レベルが76%-100%の範囲だという事です。

PowerCore 10000 Reduxの上部を見るとPowerIQ対応のUSB-typeAの端子がついているのが分かりますね↑。横にある丸いボタンは電源ボタンです。 PowerIQとはAnkerが開発した技術で、接続された機器を自動で検知して、その機器にあった最大スピードで充電をすることができる急速充電の機能です。

ちなみにですが、PowerCore 10000 ReduxはVoltageBoostにも対応しています。こちらは急速充電を最大限利用できるようにケーブルの抵抗を和らげる技術の事です。

実際に急速充電ができているのかを確かめてみました。

手持ちのiPhoneの充電中にテスターを使って電流値を測定すると、1.44Aと表示されました。

スマホであれば1.0A以上あれば急速充電ができていますので、問題なく急速充電できているという事になりますね。

Anker PowerCore10000 Reduxには低電流モードがある

急速充電には大きな電流が流れるわけですが、どんな機器でも大きな電流を流す方が良いわけではありません。

ワイヤレスイヤホンのような小型機器では、安全に充電するためにも低電流の方がよい場合があります。

以前からあるPowerCore 10000には低電流モードはなかったのですが、PowerCore 10000 Reduxには低電流モードが搭載されていて、安全にフルスピード充電ができるようになりました。

上部にある電源ボタンを2回押すか、2秒押し続けることによって低電流モードに切り替わります↑。

低電流モードになると、上の画像のようにランプが1つ緑色になります。これで低電流モードかどうかを判断することができます。

PowerCore 10000 Reduxのデメリットは?

端子が1つしかない

USB-typeAの端子が1つしかついていないので、2台同時に充電することはできません。

ですので複数台同時に充電したい人には不向きです。

その代わり軽量で持ち運びやすいので、とりあえずスマホ1台充電できれば良いとか、時間差で複数台充電できれば良いという人には非常に良いモバイルバッテリーだと思います。

USB PDには対応していない

USB PDとは1ポートあたり最大100W(20V×5V)の電力送出が可能なUSBの規格の事です。

これがあればUSB PD対応のノートパソコンなども充電できるようになります。

モバイルバッテリー側だけでなく、充電される側もUSB PDに対応していなければ使えない機能ですが、USB PDに対応した周辺機器を多く持っている人はUSB PDに対応したモバイルバッテリーの方が良いという場合もあるでしょう。

その場合は「Anker PowerCore 10000 PD」の方があっているでしょうね。こちらも商品がでてから大人気になっていて売り切れが続いています。

僕はまだUSB PD対応機種をあまり持っていないので、「PowerCore 10000 Redux」で十分満足です。

Anker PowerCore 10000 Reduxレビューのまとめ

PowerCore 10000 Reduxは普段使いのお手頃感が魅力のモバイルバッテリーだと思います。

とりあえずこれ1台持っていれば、大抵のピンチは切り抜けられるという事になるのでカバンに忍ばせておくだけで非常に重宝すると思います。

また持ちやすさやフォルムのカッコよさなども追及されていますので、今後も人気が続くものとおもいますよ。

使ってみても安定していますし、容量詐欺のようなこともありませんでした。

まだ1台も持っていないのであれば、これを絶賛お勧めします。

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