AVIOTの「TE-D01a」を購入したのでレビューします。
最近全くケーブルのついていない完全ワイヤレスイヤホンが増えてきていますが、このTE-D01aも完全ワイヤレスイヤホンですね。
完全ワイヤレスイヤホンはケーブルの不快感や擦れ音がない一方で、音飛びや外れやすいものもあったりします。
実際に使用してみないと分からない音質や音切れ、そして装着感などを評価していきますね。充電やペアリングができないという口コミもあるのでそのあたりも解説していきます。
AVIOT TE-D01aの特徴とスペック
Bluetooth | ver 5.0 |
イヤホンタイプ | カナル型 |
最大連続再生時間 | イヤホン(約4.5時間) ケース込み(約16時間) |
充電時間 | 約1.5-2時間 |
防水 | IPX4 |
コーデック | ?AAC、SBC |
防水規格のIPX4は汗や雨に濡れる程度ならOKというレベルです。水中やお風呂での使用はできません。
【メリット】
・フラットな音質が心地よい。ピアノの音からボーカルの細かい抑揚までうまく表現してくれます。
・ケース込みの最大連続再生時間が16時間あるので十分。
・イヤーウィングがあり耳にはまるので装着感良し。
・人ごみの中でも音切れしにくい。
・イヤホンで音量調節できるのがGood!
・操作はボタン式だが持つところがあるので押し込まれる嫌な感じがない。
【デメリット】
・イヤホン側で曲戻りができない。
・ケースが安っぽい。
AVIOT TE-D01aの外観と同梱品
充電されっぱなしにならないようにケースとイヤホンが別々に収納されていました↑。
イヤホン(TE-D01a)とケース、イヤーチップとイヤーウィング、ポーチ、microUSB-USBケーブル、日本語対応の取扱説明書、保証登録カードが入っていました↑。
持ち運び用のポーチが入っているのは良いですね。
イヤホンはマットな質感です↑。丸い部分がボタンになっていて、ここを押すことで再生や一時停止などの操作ができます。
イヤーチップ以外にイヤーウィング(輪っかの部分)も付いているので、耳にひっかかり外れにくくなります↑。このイヤーウィングのおかげで装着感が良くなりますね。
ケースもマットな質感です。ただプラスチックでできていてかなり軽いので、他の完全ワイヤレスイヤホンのケースと比較すると安っぽく感じました↑。
後ろには充電用のmicro-USB端子がついています↑。ここに付属のケーブルを挿して充電します。
上の画像のようにランプで充電率を教えてくれるので分かりやすいですね↑。
1個目が点滅 | 1-25% |
2個目が点滅 | 25-50% |
3個目が点滅 | 50-75% |
4個目が点滅 | 75-100% |
上の画像の場合モバイルバッテリーから電源を取っているのでアダプタは必要ありませんでしたが、コンセントから充電する場合はUSBをコンセントに繋ぐためのプラグが必要になります。それは同梱されていません。
イヤホンの形が少し特殊なのでケースに入れる時に戸惑うかもしれませんが、上の画像のように収納します。
イヤーウィングがはみ出ているとケースに挟んでしまうので注意しましょう。この状態でケースを閉じるとイヤホンの充電が始まります。ケースはカチッと鳴るまで閉める必要があるので注意してください。
ケースは43gなのでかなり軽い部類です↑。
TE-D01aのイヤホン本体も片方5gなので軽い方です↑。
AVIOT TE-D01aの装着感と音質
AVIOT TE-D01aの装着感はどう?
TE-D01aにはイヤーチップが3種類(L/M/S)とイヤーウィングが4種類(色違いの大小)入っています。色違いを除くと6パターンを試すことができるので、フィットするものが見つかりやすいですね。
イヤーウィングは入っていないものが多いので、これが入っているのは大きなメリットです。イヤーウィングがあるだけで外れにくくなるので、耳にフィットする範囲が非常に大きくなります。
イヤーウィングなしだと外れないために押し込んだり、位置が完全に決められてしまったりして音質を犠牲にしてしまう事もしばしばなので。
色違いのイヤーウィングを付けてみましたが、これはこれでオシャレですね↑。
僕は黒の方が好きなので、黒のイヤーウィングを付けています。耳につけた感じです↑。
見えにくいかもしれませんが、イヤーウィングが耳の溝にはまって取れにくくなっています。
イヤーウィングのおかげで自分の耳にフィットする場所をうまく探すことができるので、装着感は非常に良いですよ。
外れにくさもかなり高いです。
AVIOT TE-D01aの音質は?
低音から高音までかなりフラットで心地よいです。
ピアノのきれいな音からボーカルの抑揚までうまく表現してくれるので、日本人好みだと思います。変に情報操作がされていない感じなので感情表現もうまく聞き取れます。
低音域のビートも少し感じることができ、男性ボーカルも心地よく聞こえますよ。
1万円以下でも高音質な完全ワイヤレスイヤホンが出てきたりしていますが、TE-D01aもかなり高いレベルです。
AVIOT TE-D01aの音切れは?
音切れはほとんどありません。
1日使用して片方だけ途切れることが1回あるかないかですね。
AVIOT TE-D01aの使い方
AVIOT TE-D01aのペアリングのやり方|できない場合の対処法も
まずケースからTE-D01aを取り出し、電源がオフの状態で左(L)の方のボタンを約7秒長押しします。
そうすると上の画像のように赤と白に交互に点滅します↑。この状態になったらペアリングができる状態ですので、スマホなどのデバイスでBluetoothの設定をしていきましょう。
今回はiPhoneでのやり方を紹介します。
「設定」⇒「Bluetooth」の順に進むと「他のデバイス」の所に「TE-D01a」が表示されています↑。これをタップすると「自分のデバイス」の方に移動し「接続済み」になります。
これでペアリングが完了です。説明書はこれで終わりになっていますが、この状態だと右(R)のイヤホンの電源が入っていない状態なので、右(R)のボタンを4秒程度長押しして電源を入れましょう。
これでスマホで音楽を流せばイヤホンから聞こえてきます。
ただ僕の場合はスマホに「TE-D01a」が表示されずペアリングができない状態になりました。そういう場合はTE-D01aの電源を切って、再度初めからやり直してください。
僕は3回目で上の画像のようにTE-D01aが表示されペアリングできました。口コミなどでもペアリングができないというものがあるので、少しペアリングしにくいのかもしれませんね。
1度上の操作が完了したら、2回目からは電源を入れただけでペアリングが完了します。
AVIOT TE-D01aの操作方法
イヤホンの丸部分がボタンになっていますので、そこを押して操作します↑。
ボタン式の場合、押す時に耳の中に押し込まれて嫌な感じがあるのですが、TE-D01aは持つところがあるので耳の中に押し込まれないように押すことができます。これはメリットですね。
電源オン | 左右それぞれを長押し |
電源オフ | 左右どちらかを長押し |
再生、一時停止、電話を受ける、電話を切る | 左を1回押す |
1曲進む | 左を2回押す |
1曲戻る | なし |
着信拒否 | 着信中に左を2秒長押し |
音量を上げる | 右を2回押す |
音量を下げる | 右を1回押す |
一般的な完全ワイヤレスイヤホンは右がメインになっていますが、TE-D01aは左(L)が親機なので左メインで操作します↑。
音量の上げ下げがイヤホン側で操作できるフルワイヤレスイヤホンは少ないので、使いやすいです。
一方で多くの完全ワイヤレスイヤホンで操作できる「曲戻り」がTE-D01aではできません。これはデメリットですね。
もちろんスマホ側では操作可能です。
AVIOT TE-D01aのQ&A
AVIOT TE-D01aの充電が出来ない?
TE-D01aは形が少し特殊なので、ケースにうまく入れる必要があります。上の画像の金属部分とイヤホンの金属部分がうまく引っ付かないといけないんですね。
そしてイヤーウィングの大きさによってはイヤホンが浮いてしまいます。上の画像だと右は充電できていますが、左は充電できていません。
ただ充電は蓋を閉めて行うので、フタを閉めれば充電が始まります。その時イヤーウィングを挟んでいたりすると上手く閉まらず充電が出来ないということがあるので、しっかりイヤホンを収納してカチッとなるまでフタを閉めてください。
AVIOT TE-D01aの対応コーデックは?
iPhoneで高音質で聞くことができるAACコーデックに対応しています。
ただAndroidで高音質に聞くことができるapt-Xには対応していません。SBCコーデック対応になります。
とはいえAndroidで聞いても十分高音質なので、相当シビアな耳じゃないかぎり問題ないかと思います。
この価格帯でapt-Xに対応しているものはほとんどありませんし。
AVIOT TE-D01aの評価
装着感: (4.5 / 5)
音質: (4.2 / 5)
遮音性: (4 / 5)
防水(IPX4): (3 / 5)
再生時間(4.5時間): (4 / 5)
総合評価: (4 / 5)
AVIOT TE-D01aレビューのまとめ
TE-D01aの装着感はかなり高いと思います。どんなイヤホンでも合う耳の人には関係ないですが、僕みたいに耳の穴が小さかったり落ちやすかったりする場合には、うまくフィットすると思いますよ。
音質に関しては日本人好みで、細かい音までキレイに聞こえるので、ガチャガチャしていない音楽であれば大抵合うと思います。
変に低温や高温によっておらず、フラットなものが好みな人にお勧めです。
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