飛行機に乗ると気圧の影響で大人でも「耳が詰まった感じ」がして気持ち悪いですよね。私の知人でもフライト後に思うように耳抜きが出来ずに、病院で処置してもらった方がいます。
大人でもこのようなトラブルがあるのですから、赤ちゃんの場合はより気をつけないといけません。
そこで、飛行機に搭乗した際の「赤ちゃんの耳抜き」について詳しく説明させて頂きます。
赤ちゃんは飛行機で耳抜きが必要?
結論から言うと、当然必要です。
赤ちゃんは、中耳内の圧力を一定に保つ力がまだ弱いです。そのために、大人と比べて耳詰まりが起きやすいと言われています。
しかも、「なんだか耳の調子が悪いぞぉ~!」と思っても、乳幼児なので自分の力では、どうにもできません。ママやパパをはじめ、同乗者が必ず耳抜きをしてあげて下さい。
寝ていた時には耳抜きはどうするの?
赤ちゃんが、離着陸の際に「スヤスヤ~♪」と寝ていたら、耳抜きをする必要はありません。
飛行機を利用することが決まったら、そのタイミングに合わせてお昼寝させる習慣をあらかじめ付けておくと楽です!
失敗しない赤ちゃんの耳抜きの方法
1、母乳、ミルク、白湯を飲ませる
2、おしゃぶりをさせる
3、飴を舐められる月数の赤ちゃんには、棒付きの飴を与える*
*あくまでも棒付きです…、まんまるの飴を与えたら誤飲してしまうのでダメ!
CAさんに頼ろう!
困るのは、着陸の際のミルクです。冷めてしまったら、赤ちゃんもなかなか飲んではくれません。
CAさんに粉ミルクと哺乳瓶を渡すと丁度良い温度のミルクを作って来てくれますので遠慮せずに、お願いしましょう。
母乳の赤ちゃんの場合
いくら耳抜きと言えども、人前で授乳ってかなり恥ずかしいです。特に、隣が男性だったらとても困ります…。
座席を予約する際に、窓際の席を指定しておくと片側だけ隠せばいいので楽です。
また、どうしても思うような席が取れなかった時には、CAさんに「授乳させたいので空いてる席ありますか?」と尋ねるのも一つの解決策です。
飛行機に乗る機会がある赤ちゃんの場合、母乳だけではなくミルクも併用して日頃から与えておくと、いざという時に困りません。
飛行機で赤ちゃんの耳抜きをするタイミング
離陸の際と着陸時の2回、気圧の変化があります。
そのため、飛行機を利用する時には、赤ちゃんは2回耳抜きをしないといけません。
離陸時
飛行機が動きはじめてから行います。
着陸時
着陸する時の方が、耳への負担が大きくかかるので注意が必要です。
到着する30分前から高度を下げていくので、それに応じてタイミングを合わせましょう。
しかし、状況により判断が難しいですね。
こんな時こそ、CAさんに頼りましょう!
「赤ちゃんの耳抜きのためにミルクを与えたいのですが…。後どのくらいで着陸できますか?」
「何分頃に耳抜きをすれば、いいでしょう?」
などと、分からない部分は遠慮せずにドンドン聞きましょう!
さらに、飛行機が上昇中や下降中に赤ちゃんがぐずりだすことも多いです。
おそらく、耳になんらかの違和感を感じているサインなので、耳抜きをしてあげて下さい。
まとめ
大人でも辛い、フライトの際の耳の不快な症状!言葉で伝えられない赤ちゃんだけに、泣き出す事もあり得ます。
そのような時に慌てないために…。
周りの席の方やCAさんに、「赤ちゃんが泣いてご迷惑を掛けてしまうかもしれません。よろしくお願いします。」と事前に一言、挨拶をしておくだけでも、気が楽になります。
もちろん、周りの対応もとても良くなるので、言葉ってとても大切です。1人で頑張らずに、時には、周囲の助けも借りましょう!
スポンサーリンク